ネイバージャパンより本日からのNAVERの先行体験(クローズドβ)に招待して頂いたので、紹介したいと思います。(メディア向けの案内はせずにブロガーなどに声をかけているらしいです。)
夏には一般公開される予定になっています。
NAVERはNHN Corp.の運営する韓国最大手のポータルサイトで、自社開発の検索エンジンを用いた統合検索や知識検索を特徴としています。世界の検索シェアは5位らしい。
(確かに韓国NAVERから全国ロケ地図へのトラヒックが定常的にあったりしますので知っていました)
日本向けは一度2001年にサービスされ2005年に終了しています。今回はリベンジですね。
navertop.jpg

これがNAVERのトップページになります。
検索枠の下には話題のキーワードがならび自動的にスクロールしながら、その話題のまとめが順次表示されて行きます。もちろん、気になるキーワードがあればクリックするだけでばそのキーワードを統合検索した状態になります。
その他、話題の画像や動画が並びこれもクリックすれば画像検索、動画検索した状態になります。
特に検索したいキーワードが無くても話題のものが分かり受動的に検索できるというのが良いですが、検索ランキングで評価しているとすれば、トップページに掲載されることで同じものばかりになってしまわないかちょっと心配です。(現状どの頻度で更新されているのか不明ですが、同じものばかり表示されています)
まあ、gooやFlickr, YouTubeなどでも話題のキーワードやおすすめを表示したりしているのでそれほど珍しいものではないですが。
検索方法としては、統合検索、ウェブ、画像、動画、ブログ、クチコミ、テーマ、まとめが並んでいます。
ウェブ、画像、動画、ブログなどは説明の必要は無いでしょう。クチコミは2chやYahoo!知恵袋、レビューサイトなどを、テーマはWikipedia、関心空間、はてななどを検索するみたいです。


naversearch.jpg

統合検索すると(当たり前ですが)先の色々な切り口の検索がまとめて表示されます。
特徴の一つである「まとめ検索」が最初に表示されますね。
navertheme.jpg

ファインダーというのも特徴的です。特定テーマに関するものをキーワードでなく各種条件の絞り込みで検索するような感じです。
今のところ人物、映画、グループ、TV番組、大学などが検索できます。
naverjinbutu.jpg

人物ファインダーでは、職種、出身、性別、生年、血液型、星座などで人物を探すことができます。
上記では、京都で1970年以降に生まれたA型の女優を検索したところ13人合致しました。
目的の人、ものを見つけるのにどれだけ実用的かは不明ですが、お遊びとしては面白いかも。
naverjinbutu2.jpg

テーマの検索結果はこのようにきれいに整理して表示されます。
navermatome.jpg

次に「まとめ検索」です。これは、皆が作成したまとめリンク集、画像集、動画集、ワード集、発言集、フリートークなどを検索するものです。検索したときにキーワードに関する「まとめお題を作成する」で作成できるようです。
navermymatome.jpg

このまとめの機能でSNS的にユーザが興味の近い人を発見したりコミュニケーションをとったりできるようですね。
このあたりが「探しあう検索」というコンセプトのきもでしょうか。
ただ、はてなブックマークやtwitterなど代替的なサービスがある中、これで情報を整理しようとする動機をどうやって生むかが鍵ですね。
naversearch2.jpg

今のところユーザも少ないためか、レスポンスはとても速く快適です。
統合検索で商品の情報をWEBの情報、ブログ、レビュー、Amazonなどを横断的に検索できるのは便利かも。DMC-GH1を検索したら本ブログの記事がウェブの上の方に表示されたりしました(笑)。
Ask.jpが終了、Microsoftが新検索エンジンBingを公開というタイミングで再参入したNAVERですがシェアを奪えるでしょうか?
まだまだちょっと触ってみただけなのでもう少し色々試してみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です