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Adobeが新しいLightroom CCをリリースしました。今までのLightroom CCアプリはLightroom Classic CCになって、Project NimbusやLightroom Mobileが、新しいLightroom CCとなったというややこしい状況ですね。
新しいLightroom CCはクラウドベースのアプリになったことで、Webブラウザーでも現像ができるようになりました。
http://lightroom.adobe.com/からアクセスできます。

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Adobeのアカウントでログインすると、すでにLightroom Mobileで現像した1000枚以上の写真がアップロードされていました。Lightroom mobileは旧Lightroom CCアプリと同期するのにクラウドを使っていましたからね。
JPG,RAWファイルのアップロードはもちろん、アルバムを作成したり、共有したりもできるみたいです。

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ファイルの一覧から写真を選んで、

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簡単に現像ができますね。
クラウド側で現像していることになりますが、レスポンスは悪くないですね。
旧Lightroom CCアプリと比較すると機能は限定されています。

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新Lightroom CCアプリは、このクラウドベースの編集作業をアプリでローカルのリソースを使って、オフラインでもできるようにした感じ。

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キャッシュされたファイルでローカルで編集作業ができますが、同じく機能は限定されています。

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クラウド上にある写真はAdobe SenseiというAIによる画像認識が行われ、自動的にタグ付けされるようで、検索キーワードで写真を検索できるように鳴っています(ブラウザからも可能)。

スマートフォン用のアプリもLightroom CCアプリになっています。
新Photoshop CCでもこのLightroomクラウドからの読み込みなどができるようになっていますね。

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旧Lightroom CCのアップデート版はLightroom Classic CCというアプリになりました。
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こちらはローカルのファイルやカタログを使って今まで通りに現像作業ができます。
新しい点はパフォーマンスの向上とかマスク機能の強化(色や輝度で領域指定可能)、カメラ内プレビューの追加などが行われているそうです。

フォトプランだと、新Lightroom CC,Lightroom Classic CC,Photoshop CCが使えて、クラウド20GB付きで今までどおりの月額980円
1TBストレージ付きが、月額1,980円 (料金追加で拡張可能)
Lightroom CCプランだと新Lightroom CCと1TBストレージで月額980円
になるそうです。

私は、デジカメで大量に写真を撮ってパソコンでサクッと現像する感じなので、Lightroom Classic CCを使い続けると思いますが、スマートフォン中心に撮影してすぐに現像もしたいというユーザには新Lightroom CCが良さそうですね。

AIによる検索もすでにGoogleフォトで使っているし、RAWファイル含めてAmazon Cloud Driveにすでに5TBもバックアップしているのでそちらを直接現像できたら嬉しいのですが、そんな機能は提供されないでしょうね。Googleフォトは画質に拘らなければ無料で無制限にアップロード可能だし、Amazon Cloud Driveは月額400円のAmazonプライム会員でJPGファイル、RAWファイルは無制限にアップロード可能。1TB制限のあるLightroomクラウドには移行できないなあ。