間歩で涼み、江戸の町並みや緑も楽しめる 世界遺産登録10周年の石見銀山遺跡

島根の旅の最初の地は石見銀山。2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産登録され、今年はその10周年です。

大田市駅よりバスで約30分。大森バス停で下車しました。レンタサイクルもありますが、自転車の通れない遊歩道を歩いて龍源寺間歩に行くことに。間歩（マブ）は、銀鉱石を採掘するために掘られた坑道です。

遊歩道の入り口が分からず、大森小学校までは普通の道を。

井戸があるところから遊歩道に入りました。

遊歩道は緑に包まれ、とっても涼しいです。

小川の上に水路

きれいな川には小さな魚もいました。

間歩の入り口もあちこちにあったりしますね。

龍源寺間歩の入り口に到着です。

中はとても天井が低いので頭をぶつけないように注意が必要です。

坑道の中はとても暗いですが、E-M1 MarkIIはシャッタースピードが遅くても手ブレしないから良いですね。

中はとっても涼しくて良いですね。約12℃。天然の冷蔵庫です。

ひおい坑という鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道が左右に伸びています。

竪坑は垂直に掘られた坑道で約100m下の永久坑道に排水するためのものだそう。

この先はかなり細くなっているので進めず、

新坑道を通って出口に出ます。

出口近くにある佐毘売山神社への石段。世界遺産の一部です。

代官所地役人の遺宅の渡辺家。無料休憩所になっています。

大きな扉に設けられた小さな扉

この先は江戸情緒あふれる武家・町家が並ぶエリアになります。

観世音寺からは上から町並みを眺めることができます。

バスの時刻まで少し時間があったので、大森代官所跡の石見銀山資料館の石見銀山展を鑑賞。

石見銀山って、緑や間歩、町並みなど想像以上に見どころがある感じでした。私たちは時間が合わなかったけど、詳しく説明して下さるガイドさんのツアーで行った方がよりおすすめかも。