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先日、お友達からのお誘いでボランジェ会なるディナーに参加してきました。ボランジェ(Bollinger)というのは、世界中に熱心な愛好家をもつ名門シャンパーニュ・メゾンで1884年からは英国王室御用達を拝命する希少なメゾンのひとつとか。そんなボランジェのシャンパーニュを、しかもかなり貴重なヴィンテージまで、フレンチのコース料理とともに楽しませていただきました。

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会場は六本木ミッドタウン近くのカジュアル・シャンパン・ダイニング「ル・クール (Le Coeur)」さん。

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テーブル席は12席のコンパクトなお店ですが、お洒落なお店です。この店を貸し切っての開催。

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手作りのメニューもまるで結婚式かのような立派なものでした。

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女性にはバラが添えられていました。aglaiaという勝どきのパリ風のお花屋さんの花だそうです。

ボランジェのシャンパーニュは、映画「007」のジェームス・ボンドも愛するシャンパンで1973年から40年以上も登場しているアイテムだそう。最新作のスペクターでも登場するとか。ぜひ見つけてみてくださいね。

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もちろん乾杯はシャンパンで。

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Bollinger Special cuvee
ボランジェのノン・ヴィンテージ。
華やかできめ細やかな味ですね。

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アミューズ
真ん中のはシャンパーニュのジュレ。

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Bollinger La Grande Annee 2005
2005年同じボランジェでも味わいはかなり違いますね。
ラ・グランダネはブドウの当たり年にのみ造られるそう。

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トリュフとキャヴィアのマリアージュ
セルヴェル・ド・カニュ

キャヴィアはイタリア産だそうで、塩味が少なく美味しかったですね。
トリュフの香りやチーズクリームの味わいなどと合わせて、シャンパンを頂きました。
料理とシャンパンのマリアージュも入念に考えられています。

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Bollinger R.D. 2002
R.D.って何?と思って調べると、Recemment Degorgeの略で「ごく最近澱(おり)抜きを行った」という意味だそう。
繊細ですばらしいヴィンテージ・シャンパーニュですね。

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マッシュルームのヴルーテ
フォアグラとトリュフの香り
マッシュルームのソースにフォアグラとトリュフがアクセントになって、美味しいです。
これもシャンパンと合いますね。

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Bollinger Bollinger La Grande Annee 1990
1990年って四半世紀前ですね。

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シャンパンはかなり琥珀色の良い色になっており、泡もとても細かな泡。
上品でエレガントな味で、かなり気に入りました。

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鱸のポワレ ソース・アメリケーヌ

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Bollinger Bollinger La Grande Annee 1989
1年違うだけのようですが、味は思った以上に違います。
ヴィンテージものは保存状態でもかなり味が変わるそう。
個人的には1990の方が好きな味でした。

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Bollinger Coteaux Champenois Rouge 2012
こちらはシャンパーニュ地方で古くから造られているスティルワイン(非発泡性ワイン)。

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変わったコルクですね。

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蝦夷鹿のシヴェ
赤ワインで煮込んだ柔らかく癖のない蝦夷鹿とスパイシーで深みのある赤ワインはよく合いました。

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Bollinger R.D. 1961
そして、何と私が生まれる前の1961年物。55年も前のシャンパーニュの登場です。

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栓もこんな感じになっていました。

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色もさらに綺麗な琥珀色になっており、泡はほぼ液体と一体化しています。

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空気に触れるとすぐに酸化して味が変化してしまうそうで、惜しげも無く頂きます。
酸味、芳醇さなどが熟成され完全に融合した感じで、本当に半世紀も前のモノとは思えないほど美味しいですね。

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お誕生日のお祝いも。

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Bollinger Bollinger La Grande Annee 2005 Rose
〆はロゼシャンパーニュ。

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ピンク色で、甘くて香りが良い感じ。

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デザートの苺とアイス

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そこにロゼシャンパーニュに流し込みます。

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これが、苺のマリネとロゼシャンパーニュ
シュワシュワした食感とアイスの甘みと苺の酸味がとてもマッチして、とても贅沢なデザートでした。

ボランジェのシャンパーニュの多くは主催者の方が用意されたそう。とても貴重なシャンパーニュを経験することができ、とても満足でした。また、参加者の方も詳しい方が多く、色々教えていただきました。
主催者、ル・クール、参加の皆様。とても素敵な時間をありがとうございました。

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