アムステルダム観光では美しい街や美術だけでなくそこに住む市民との交流をアムステルダム市長＠オランダ大使館

昨日はオランダ大使館オランダ全権大使公邸へ。ユーレイルツアーで大変お世話になったオランダ政府観光局より招待頂き、「アムステルダム市観光局によるプレス向けプレゼンテーション」に参加してきました。アムステルダム市長もお見えになり、アムステルダムの魅力について教えていただきました。

オランダ大使館は芝公園にあります。東京タワーのすぐ近くですね。

アムステルダムの観光イベントということで、「I amsterdam」の看板も。

有名なゴッホの「ひまわり」。もちろんレプリカですが、富士フィルムの3Dプリント技術で作成されたもの。約300万円もするそうです。詳しくはこちら。

出島の図なども飾ってありました。

庭には盆栽も。

まずはAmsterdam MarketingのCEO Frans van der Avert氏よりアムステルダムの魅力についてプレゼン。

アムステルダムはアムステルダム中央駅を中心に半円状に広がっている。運河も放射状に張り巡らされ、2010年に世界遺産に登録された。
アムステルダムの人口は825,000人、自転車は881,000台で自転車の方が多い。自転車が多い理由は盗まれるからｗ、２台以上持っている、土地が平ら、自転車をインフラにする政策のためだとか。

アムステルダムを訪れる人は、美しい建築物や美術館目的が多い。運河に面したカナルハウスは昔ながらの景観を残すため壁の色を４色に制限されている。間口や高さなども決まっているが、これらは市民自身が決めて守っているのだとか。
市民の多くがボートを所有し、クルーズなどを楽しんでいるそう。

王宮はオランダの黄金時代の17世紀に市庁舎として建設された当時世界一豪華なもので、のちに王宮として使われた。

I amsterdamのモニュメントは、1日に9000回も写真が撮られ、SNSなどでシェアされている。

国立美術館は2004年より大規模な改修が行われ、2013年に開館したそう。

ワーテルローの戦いなどの絵画が展示されている

現在はアムステルダムの中のアジアという特別展が開催中。

ゴッホ美術館は9月初めに新館のエントランス工事が終了。新館は黒川紀章が設計したもので、エントランスホールも黒川紀章建築都市設計事務所が手がけたそう。

絵画の裏側も見ることができるような展示がされているそう。

ステデライク美術館も改装工事が2013年に終了。新館はつなぎ目なしのファイバー素材でできているそうで、帝人製なのだとか。
アムステルダムは美しい街並みだけでなく、実験的なデザインの建築物も多く面白いですね。

コンセルトヘボウは世界三大ホールの一つで、世界有数の音響環境を備える。

バイエンコルフは老舗デパート。

ドローグ・デザインは若手デザイナーのプラットフォームになっている。ここには一番小さなホテルもある。

2016年にはアダムタワーがオープン。フィットネスなど複合施設となり、最上階はビューイングスポットになるとか。

トラム倉庫を改造したフードコートなども。

さらに隣接してデザインホテルデ・ハレンなども。
実はこのホテル先日のユーレイルツアーで泊まらせていただきました。

アムステルダムの北にいけば、風車などの田園風景を楽しめるザーンセスカンスが、

東にいけばお城やガーデンが楽しめるナールデンが、

南に行けば、８週間しか開かない、チューリップで有名なキューケンホフ公園が、

西にいけば、ビーチがあるそう。

2016年1月〜6月はEUの議長国となり、アムステルダムで様々な国際会議などが開かれるそうです。

アムステルダム市長のEberhard van der Laan氏。

オランダと日本の結びつきを紹介。文久遣欧使節が1862年にオランダを訪問し、レンブラントが越前和紙を使い、ゴッホが日本の美術にインスピレーションを得て、ホテルオークラはヨーロッパで唯一アムステルダムに。
アムステルダムは王や教会に支配されず、市民が作り上げた美しい街。美しい街というだけでなく、そこに住む市民が良い人でもてなす心を持っているので、ぜひ地元の人と交流して欲しいと語られていました。

KLMのCommunication & PR Manager Yumiko YamamotoさんからはKLMについて。