Wine Shop Saint Vincent ワイン会 @恵比寿ル・リオン 初体験のワインの味に感動

昨夜はブロガー仲間のikukoさんのお誘いで、Wine Shop Saint Vincent（サン・ヴァンサン）さん主催のワイン会に参加してきました。サン・ヴァンサンは奈良で唯一のワイン専門店でワインの名前でなく本当に飲み頃の美味しく飲めるワインにこだわって品揃えをしているそう。ワイン会なども定期的に開かれているそうですが、今回は自慢のワインを持ち込んで東京での開催。ワインは全然詳しくないのですが飲むのは好きなので、ソムリエが選ぶワインを飲んでみたくて参加してきました。

会場は恵比寿のカフェ ル・リオンさん。雨が降っていたのが残念ですが、素敵なテラス席です。本当は暗めの良い雰囲気ですが、以下の写真は明るめに本来の色に近く補正しています。

ワインはかなりの量をご用意して頂いていたので、存分に楽しむことができました。

サン・ヴァンサンのオーナー竹中宣人さんよりワインの説明を伺いながら頂きます。

まずは、スパークリングワインで乾杯。
白なのですが、ロゼほどではないですが、淡い黄金色の色合いが付いています。細かな泡が立っていて、フレッシュな果実の風味が強くかなりの美味しさです。

クレマン・ド・ブルゴーニュ　ブラン・ド・ノワール キュベ・フォル・ラ・ソヴァジェンヌ 2009（フランス/ブルゴーニュ）

クレマンとはフランスのシャンパーニュ地方以外でシャンパーニュ方ジェヴレ＝シャンベルタン、ニュイ＝サン＝ジョルジュ、ニュイの銘醸地に近い恵まれた畑のピノ・ノワール100%、ニュイのブラン・ド・ノワールです。

だそう。ブラン・ド・ノワールとは黒ぶどうだけで作った白ワインのことらしいですね。

美味しいのでいっぱい頂いちゃいました。

食事も美味しいです。

次は白の飲み比べ。
最初の白ワインに驚きました。注がれてすぐはバニラのようなアーモンドのような甘い味わいがしたのに、すこしおくと果実の味わいがする深い味に変化していきます。こんな味の変化を楽しめ、独特な味わいのある白ワインは初めてです。

スペルバウンド　シャルドネ　2013（アメリカ/カリフォルニア）

マイケル モンダヴィ ファミリー（モンダヴィ家の４代目ワインメーカー）が造るワインです！
スペルバウンド（魔法にかかった）のイメージに合わせた神秘的な月のラベルが印象的

2つめの白ワインは果実味がしっかりと味わえるワインでした。

ヴィレ・クレッセ　クィンテンヌ　2010（フランス/ブルゴーニュ）

貴腐葡萄を含んだ白ワイン造りを行う異色の存在です。
フルーツのコンポートや蜂蜜を思わせる貴腐香に加わる、ヨード香が特徴的

赤ワインも飲み比べ。
赤の１つ目は口当たりの良い果実味が良い赤ワインでした。

スペルバウンド　メルロー 2012（アメリカ/カリフォルニア）

柔らかい味わいと瑞々しいタンニンを意識しています。製造技術によって、ジューシーでよく熟した果実味が魅力のチャーミングな赤ワインです。

赤の２つ目は、熟成され濃縮された多彩な旨味が感じられる赤ワインでした。

シャトーヌフ・デュ・パプ　2001　テール・ブランシュ（フランス/コート・デュ・ローヌ）

ディフォンティ家によって代々受け継がれてきたドメーヌで、現オーナーのレミ・ディフォンティ氏で4代目。畑はシャトーヌフの村の北西部、北東部、東部、南部に広がり、その80%は真南の斜面にある。伝統的なシャトーヌフの造り手で大樽で長期熟成されたパプを数多く持つ。
伝統的な手法で造られ、熟成されたパプをお手頃価格で提供してくれる数少ない貴重な生産者です。
パーカーのローヌガイドで4ツ星と高い評価を獲得しています。

ワインはどれも外れなく美味しかったですし、お料理もワインと相まってとても美味しかったです。
やはり一番印象的だったのは「スペルバウンド　シャルドネ 2013」かな。

ワインはもちろん日本酒の話やカメラの話、思いがけない共通の知り合いなど、新しく知り合った方々とも色々な話で盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
サン・ヴァンサンの竹中さん、原田さん、ル・リオンの方、参加の皆様、ありがとうございました。