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先日手のひらサイズのコンパクトなBluetoothスピーカーCreative Woof(写真左)を紹介しましたが、同じCreativeから今度は辞書サイズのBluetoothスピーカー「Sound Blaster Roar」(写真右)が発売になりました。
Creative Woofの方はモノラルスピーカーということもあり音質よりも音量という感じでしたが、こちらは5ドライバー搭載で低音にもこだわった高音質ワイヤレススピーカーとか。これはぜひ試してみたいと思っていたところ、クリエイティブメディア株式会社様よりレビュー用に頂くことができました。


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前面には「CREATIVE」のロゴがありますが、この両サイドに2基の1.5インチ高音域ドライバーが配置されています。
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上面には2.5インチのサブウーファーが配置されています。上面にあることでスピーカーが安定し、本体も振動しにくくなるのだとか。
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両側面には低音を補強するパッシブラジエーターが配置されています。
さらにポータブルスピーカーながら中低音と高音は別々のアンプ(バイアンプ)で駆動することでバランスや明瞭さを実現しているそう。
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これらがメタルのメッシュで覆われてなかなかデザイン的にも格好の良い仕上がりになっていますね。前面と上下面が丸みを帯びてつながっているのは持ちやすさの面でも良いです。
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iPhone 5sとBluetoothでペアリングして聴いてみました。
最初はあれ?と思いましたが、鳴らしているうちにものすごく低音が鳴るように。音量も迷惑だろうと最大音量にできないほど大きな音が鳴ります。
AACというコーデックに対応していますので、iOSから音楽を鳴らすと遅延が少なく、高音質で再生されます。(遅延が大きかったりいまいちな音質のBluetoothスピーカーはSBCというコーデックのみ対応のことが多いです。詳しくはこちらなど参考に。)
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低音から高音までバランスのとれた気持ちの良いサウンドが流れるのですが、一時的大きな音、広がりのある音にしたいときはROARとボタンを押すと、より音量重視のセッティングでサウンドが流れます。
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さらにあまり大きな音を出せないけど、低音の迫力は残したいというときは、背面のALARMというボタンを押すとTERA BASSモードになって、低音を強調した鳴り方になります。
私はノーマルのモードが好きですが、これくらいの3つのモードを使えば簡単に聴きたいシーンに合わせてセッティングできるというのも良いと思いました。
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niconico デジタルコピーのアナと雪の女王をiPhoneアプリで再生してみましたが、映画を見るのには音が重要だなと改めて感じました。
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YouTubeでBABYMETALなど再生してみても、その低音の迫力がこのコンパクトなスピーカーから鳴っているとは思えないほどかなり表現できています。
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PS VitaはおそらくSBC接続だと思いますが、torneで録画した番組などを大きな音で楽しめました。
2台
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MacBook Proとの接続も普通に接続するとSBCで接続されるみたいなのですが、Sound Blaster RoarはaptXコーデックにも対応しているので、MacBook ProをaptX対応にしてみました。
Apple DevelopersサイトからHardware IO Tools for Xcode – October 2013をダウンロードします。(最新版だと立ち上がりませんでした)
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Bluetooth Explorer.appを立ち上げて、Tools>Audio Optionsを開いて、Force use of aptXにチェックを入れて、Macを再起動。
optionキーを押しながら、上部Bluetoothアイコンを押して、SB ROAR SR20Aのところで、「有効なコーデック:aptX」と出てくれば、aptXで再生することができます。
aptXはWindowsパソコンだと対応しているか分からないですが、CREATIVE BLUETOOTH AUDIO BT-D1 USB TRANSMITTERなどを使うことでaptXに対応させることができます。
Androidスマートフォンも最近はaptX対応しているものが増えていますね。
aptXだとかなり遅延も少ないので、動画などを見ても音のずれを感じないのが良いですね。音質も良くて、ずっと音を鳴らしていたくなります。低音だけでなくアコースティックな音も繊細な高音もそつなく鳴らすのがすごいです。
音の広がりだけはどうしてもステレオスピーカーなどにかなわないのですが、2台のSound Blaster Roarをケーブルでつないで、ステレオとして使うMegaStereoモードなんてのもあるそう。
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ワイヤレスとだけじゃなく、充電用に使っていたmicroUSB端子でパソコンに接続すればUSB DACとしても使えます。
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残念ながらハイレゾには対応していないようですが、Bluetoothよりも遅延なく、高音質で音楽の再生ができます。といってもほとんど違いは分かりませんが。
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ちなみにUSB接続しているときは、Sound Blasterコントロールパネルを使うことで、より好みの音作りを楽しめたりできます。
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こちらからSound Blaster>Roar>Sound Blaster Roarを選んで次へ、OSを選んでGOを押すとダウンロードできます。
まあ、私はこういう細かいカスタマイズ性よりも最初に書いた3モードとかの方がシンプルで好きです。
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AUX INにアナログケーブルで接続して鳴らすことも可能。
さらに、microSDソケットが付いていて、直接mp3ファイルやWMAファイルを再生できたりします。さらにUSBでパソコンにつないだときはmicroSDカードリーダーになったり。
スピーカーフォンにもなりますし、ボイスレコーダーになってマイク/AUX/Bluetooth経由の音声をmicroSDに録音することもできます。
簡単な接続用にNFCも付いています。
どういうシーンで使うのかよく分かりませんが、サイレンを鳴らす機能まで付いていますw。
このあたりはちょっと機能を盛りすぎな感もありますね。
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でも6000mAhもあるバッテリーを活かして、モバイルバッテリーにもなるというのは良いアイデアだと思います。
重さは約1.1kgありますのでどこでも連れて歩ける感じではないですが、しっかりした音楽を持ち運びたいときには良いですね。
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Sound Blaster Roarは直販オンラインストアなどで15,800円(税抜)で販売されています。2014年9月4日(木)AM11:59までは、30日間の使用期間中に満足できなければ全額返金キャンペーンを実施中です。
Amazon: Creative Sound Blaster Roar クリエイティブ サウンドブラスター ロアー ポータブルスピーカー NFC Bluetooth ワイヤレス aptX/AAC 5ドライバー搭載 サブウーファー内蔵 SB-RO20A

1件のコメント

  1. ピンバック: 「Sound Blaster Roar」ワイヤレススピーカーを使ってみた – 某氏の猫空

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