EX-AR9 音楽は創るもの、ウッドコーンオーディオはその想いを忠実に再現する楽器

EX-AR9 音楽は創るもの、ウッドコーンオーディオはその想いを忠実に再現する楽器P1050118.JPG
今日はVictorのウッドコーンプレミアムモデルEX-AR9モノフェローズイベントに参加してきました。EX-AR3, EX-AR7もイベントや貸し出しでその音の良さに感動したのですが、原音探求の旅はまだまだ終わらず、さらなる進化を遂げました。その音を何とプロが音楽を創り出す現場であるビクタースタジオで体験してきました。

14624-393-234506


P1050085.JPG
ビクタースタジオ
P1050089.JPG
ニッパー君がお出迎え
P1050169.JPG
本当の高音質を知らない、高音質でなくても安価であれば良いという風潮に一石を投じ、スピーカーでゆっくり本当の音楽を聴く心地よさを広めたいという想いを持って、商品開発を行っているそうです。
ビクターが追い求める原音探求とは、マスターテープの音/イメージを忠実にスピーカーで再現すること。今回のウッドコーンオーディオのプレミアムモデルEX-AR9では、ビクタースタジオのスタジオ長高田氏からの厳しい要求を苦労して満たしてきたとか。
P1140447
ここがビクタースタジオ内のマスタリングスタジオ。音は楽器や録音機材、マイクの設置位置などで変わってきます。音楽の制作者が聴いてもらいたい音を調整して創り出す作業がマスタリングですね。
具体的には様々な機器や位置で楽器個別に録音された複数トラックのオーディオを音量、音色(イコライザー)、効果(エフェクト)などを調整し、2chにミックスダウンして、CDのマスターテープが創り出されます。
まずは実際に録音するマイクで異なる音になることを人の音声の録音で確認
P1050122.JPG P1050123.JPG
左:リボンマイク、右:コンデンサーマイク
リボンマイクは立ち上がりが早く、息づかいまでも鮮明に聴くことが出来、コンデンサーマイクは非常にフラットな広帯域の音が聞こえました。
P1050125.JPG
ダイナミックマイク
ダイナミックマイクは中音域がクリアに聞こえ、言葉が良く分かります。
次はウッドベースの音で確認。
P1050129.JPG P1050130.JPG
左:ショップス、右:真空管式マイク
繊細で広がりのある音表現と、太くやわらかい音表現。
上手く言葉では表現できませんが、同じソースなのに聴いてみると明らかに違う音がします。そして、巨大なスピーカー(ラージモニター)での再現力がすごいのはもちろんですが、EX-AR9でもあの小さなスピーカーから出ているとは思えないほど、迫力がありかつ違いが分かる音を奏でます。
P1050135.JPG
次は同じマスターの普通のCDと18万円のガラス製で金の反射膜のCDの聴き比べ。これも聴き比べるとその音のクリアさというかリアリティが違います(私には聴き比べないと分からないレベルですが)。
P1050141.JPG
次は、マスタリングの作業をデモして頂きました。モニターにはEX-AR9を使用。
メイン、少し遠く、ピアノの中、リボンマイク、などで録音されたピアノの音や、フルート、オクターブ下のフルートなどを音量、イコライザー、エフェクトなどでバランスを調整していき、最後に全体の音像を創り上げます。
P1140436
操作は簡単なので誰でもできるよとか仰っていましたが、創り上げたい音楽のイメージがあるからこそ神業のようにバランスが取れていくのでしょうね。
そして調整されたマスターテープの音を聴かせて頂きましたが、出だしからまさに引き込まれます。この音の魅力を最大限引き出すのがマスタリング作業で1曲作り上げるのに1日かかることもあるらしいです。
これだけ想いを込めても一般の人まで届かなければあまり意味がありません。それを届けるためにビクターのハードウェア開発陣は頑張っている訳ですね。その甲斐もあり、ビクタースタジオだけでなく多くのスタジオで家庭で再現したイメージの最終確認用としてウッドコーンオーディオが使われているそうです。
P1050150.JPG
EX-AR7までの開発ストーリーは繰り返しになってしまうので過去の記事を参照頂ければと思うのですが、さらにEX-AR9では何が変わったのかを書きたいと思います。
P1140481
左:AR7、右:AR9
P1140491
スピーカーの中心のセンターキャップ内側にメイプル吸音材を装備。センターキャップの形状も少し変化させで高音再生性能を向上。
P1140490
左:AR9、右:AR7
ユニット磁気回路部分に装着される木材をチェリー材からメイプル材に変更し、形状や位置も最適化。解像度向上と低音再生性能を向上。
P1140487
バッフル上部に縦目のスプルース響棒(左)を追加設置することで音場を拡張。エッジ素材も配合比率を帰ることで広い音場空間を実現。不均一なコルゲーションダンパーを採用することで歪みの少ない低音再生を実現。
アンプ部も異種金属を組み合わせた共振防止で徹底した振動対策を実現。
P1140476
もう何だかさっぱり分からない工夫が多いですが、出来上がったAR9の音をAR7と比較して聴いてみると確かに音の広がりが良くなり、低音、高音の伸びも良くなっている感じがします。これも聴き比べないと私には分からないハイレベルな戦いですが。
前のイベントでもマスターテープの音を忠実に再現することを目指しているという話は聴いていたのですが、今回マスタリング作業を見せて頂くことで、プロの音楽というものがどれだけの想いを込めて創り出されたものであるか、それをEX-AR9がいかに忠実に再現できているのかということを実感できました。音楽好きならぜひ本当の音をウッドコーンオーディオで体験して欲しいです。
ところでEX-AR9でマスターテープの聴くとその音に圧倒されます。これをCDやMP3などに劣化させるのはとても勿体ないと思うのですが、EX-AR9のような再生環境が手軽に手に入れられるようになった今、マスターテープの音を配信するサービスとかどこかやらないのかなぁ。
プレミアムモデルEX-AR9はビクターダイレクト専用モデル。8/11までEX-AR9予約キャンペーンを実施中らしいです。
Victor, WillVii, モノフェローズの皆様、ありがとうございました。

14624-393-234506

2 thoughts on “EX-AR9 音楽は創るもの、ウッドコーンオーディオはその想いを忠実に再現する楽器

  1. Pingback: EXOFIELD ヘッドホン再生でも音楽制作者の想いが伝わる 人それぞれの耳に合わせてカスタムメイドする技術 | Digital Life Innovator

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Captcha * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.