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2/9は百式の田口さん主催の「近未来ケータイ会議 sponsored by 富士通」に参加してきました。
ケータイ会議は何度か開催されているようですが、今回はじめての参加。とても多くの参加者の中で、富士通のケータイへの取り組みの紹介や分離合体するセパレートケータイF-04Bのタッチ&トライ、事前投稿アイデアの紹介、近未来のケータイの全体会議などがありました。
事前投稿アイデアや全体会議もユニークなアイデア目白押しでとても面白く刺激を受けたのですが、ここでは富士通のケータイの技術やF-04Bなどについて書きたいと思います。
写真はF-04Bを分離させて、ディスプレイ部をプロジェクターユニットに接続しているところ。


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まだ日本のスマートフォンのシェアは2.3%らしいですが、会場に集まった人たちは、スマートフォンユーザが大半、twitterユーザが大半と言う非常に特殊な人たちでしたw。
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今年にもケータイの新規格LTE(Long Term Evolution)がサービス開始され、下り100Mbps、すぐに繋がり遅延なし(5ms)という新時代を迎えるということで、LTE時代に携帯電話がどのように変わっていくのか?ということを検討しており、このイベントもその一環。
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まずは、今までの富士通の取り組みの紹介。
「超」常時 どこでも使いたいと言う声から普通のケータイの形のまま防水・防塵を実現。お風呂の中でケータイを使ったり、水中でカメラが撮れたりするそうです。ウォータースライダーで撮影した事例もあるとか(持ち込み制限等に注意)。
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プレゼンでは、水中でケータイを使用したり、電源入りっぱなしで泥水の中に落としても水で洗ってそのまま使えるなどをデモしていました。
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日本語入力についても20年以上手書き文字入力を研究してきた成果をタッチパネル式の文字入力に搭載し、かなりの認識精度を実現しているそうです。絵文字入力も可能だとか。
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そして、シニア向けのらくらくホン。800万人の稼動ユーザがいるとか。ダブルマイクのノイズキャンセルで周囲雑音を除去する技術なども搭載。
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そして今目指しているのはヒューマンセントリックケータイ。センシング、クラウドで人の行動を支援することを考えているそうです。
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裸眼立体視できるケータイや3Dカメラなんかも技術的には可能になっていますが、価格・サイズの増加に見合うニーズが得られるかというバランスのところが問題みたいですね。
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裸眼立体表示できるプロトタイプも置いてあり、確かに3Dメガネなしで立体的に見えていました。写真では立体感は分かりませんが、精細に綺麗に表示されているのは分かるかと思います。
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会場にはケータイのスケルトンモデルもなんかもありました。
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デザインアワード作品のモックも展示。
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そしてこれがセパレートケータイのF-04B。ディスプレイ部とキー部を分離したところ。
くっつけた状態だとタッチパネル可能な数字キー式のスライドケータイですが、分離するとQWERTYキーボードが現れ、Bluetoothで分離したままキー入力できます。カメラはディスプレイ部に搭載されています。
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キー部はスライドさせて、数字キーで入力することも可能です。とっても薄いです。
ディスプレイ部は単体でタッチパネルケータイとして利用可能。スクリーンキーが使え、ほぼディスプレイ部単体でも操作できるそうです。
キー部で通話できるようで、ディスプレイを見たり操作しながら話すことも可能です。話しながらカメラ撮影、離れた場所からキー部でシャッターなども可能。
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もちろんディスプレイ部、キー部ともにバッテリーが入っています。
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ディスプレイ部を別売プロジェクターユニットに装着し投影することで、ワンセグや写真、ゲーム画面を皆で見ることなどが可能になります。モーションセンサーを搭載しているので、Wiiのように、キー部をリモコンにして直感的にボーリングを行うデモなどもありました。
F-04Bは初めて見ましたが、すごいですね。スマートフォンなどとは別の方向に進化したガラケーの究極系って感じです。Xperiaに機種変更しようと思っていたけど、こちらもかなり面白そう。
田口さん、富士通の皆様、参加者の皆様ありがとうございました。

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