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なんやかや(飲みが続いたりメモをなくしたり)で随分と時間が経ってしまいましたが、10/21にプラップジャパンからの紹介でシスコ社のブロガーミーティングに参加してきました。
第一部はシスコのテレプレゼンスシステムを使って、東京の3カ所+大阪1カ所を結んで遠隔会議を体験できるというものでした。でも残念ながら仕事が終わってからミッドタウンタワーに駆けつけたため、第一部の遠隔会議に関するブロガーミーティングは終了間際に到着でした。
ディスカッションテーマは「遠隔会議は“空気が読める”か?」、「テレプレゼンスを使ってどんなビジネスを考えられるか?」だったらしく、到着したときはかなり活発な質疑応答がなされていました。その雰囲気に少し圧倒されましたが、参加者のほとんどがITmedia オルタナティブ・ブログのブロガーの方で知り合いだったということみたいです(最後の懇親会で知りました)。


シスコのテレプレゼンスシステムはNGNショールームNOTE等で見たことはあったのですが、人がその場にいるように自然に会議できることを目指したもので、座席やカメラの位置が計算されて配置されており、3面のハイビジョンディスプレイに2名ずつほぼ等身大に映し出されます。マイクも写らないように計算されており
発言した人が自動的に映し出されるため、6名以上の多地点遠隔会議が可能となっています。自然な感じを出すためにわざと画面を分割したり、画面をディスプレイ上に情報を出したりなどはしてないそうです。
会議している感じでは、結構自然に会議できている感じがしました。ただ自然すぎるためさらに要望レベルも高まり、特定の人を見ても相手は気がつかないとか、発言していない人の表情が確認できないとか微妙な空気を読むにはいまいちな点も色々指摘されていました。
とても面白いと思いましたが、問題はシステムの価格でしょうね(価格は教えてもらえませんでしたが、ネットの情報等から)。出張旅費やCO2排出量などを考慮したトータルコミュニケーションコストと比較して欲しいとの話がありましたが。
私の勤務している会社のように電話会議を多用していて、出張も多く、たまに米国支店や拠点間でTV会議を行う企業でも相当ハードル高そうです。
拠点間の通信は他の通信回線と共用しない専用回線を使うことをお勧めしており、20Mbpsくらいの帯域を必要とするとか。
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NGNを使って電話番号で接続なんてこともできるそうです。従量課金になるようですが、より安価なシステムで電話のかわりに簡単にTV会議できるのは面白そうです。
場所を移して、様々な端末での接続デモが行われました。
私は遠隔で相手の顔を見てコミュニケーションをとる必要性をあまり感じません。むしろ資料共有のようにコミュニケーションのネタを共有してコミュニケーションをとれる方が面白いと思いました。
顔じゃなくてネタとなるリアルタイムビデオ映像等を共有してコミュニケーションがとれると面白いかもと思いました。
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各種ビジネス用ビデオソリューションの相互接続のデモです。
HDのTV会議端末、SDのTV会議端末、PCソフトクライアント、ビデオ対応電話機、FOMA携帯電話、iPhoneなどを接続してTV会議やプレゼン資料を共有などデモしていました。
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こちらはテレプレゼンスを使ったコンシェルジュサービスのデモ。電話をかけると自動応答のあと、コンシェルジュに繋がります。パブリックスペースや窓口に設置することを考えているようです。
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その他、各種コミュニケーション端末や家庭のリビング用STB、店舗用RFIDシステム、そしてもちろんルータ装置類など沢山の展示されていました。
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最後は懇親会で、CISCOの方、ブロガーの方より色々興味深いお話を聞かせて頂きました。このようなビジネス向けのブロガーミーティングというのは初めてでしたが楽しませて頂きました。ありがとうございました。

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